2013年5月31日金曜日
槍ヶ岳(3180m)
ひさびさの山登り。
実はちょうど丸一年、山には登っていなかった。
地震もあったし、
個人的に身の回りで色んな事があって登る気になれないでいたんだ。
でも去年、奥穂高の上で約束した山
行って良かった。
想像以上に美しい景色だった。
なんとなくずっと晴れなかった私の気持ちは
厳しくも美しい壮大な自然の中で
いつの間にか太陽の強い光に刺されて消えていた。
��1日目・曇り>
今回の下北沢登山部は・・・
サクちゃん(HUCKLEBERRY FINN)
タケ兄(HUCKLEBERRY FINN)
ケンちゃん(the castanets , PLECTRUM , DQS)
谷君(サクラエレクトロ)
バタヤン(ツバメ写真倶楽部)
私、の6名。
元気よくスタートするも、
歩き出し15分でせっかく持って行った私のフィルム一眼が故障。
どこが壊れたかみんなで覗き込むの図。
カメラは写せなかったらただの鉄の固まりだ。
結局直らず、約1kgの鉄のおもりを背負って行く事になった。トホ。
このチームはのんびりが好き。
特に1日目はゆっくりの行程なのであっちこっちでのんびり。
川でものんびり〜
横尾でお昼。男子は全員ストーブ持参。
ケンちゃんと知り合ってから10年以上は経ってると思いますが、
疲れない靴ひもの結び方をケンさんに結んで頂いてしまいました。
恐れ多い〜
このあと、なんなく槍沢ロッジに到着、
のんびりし過ぎちゃった分、明日のコースタイムをもう一度綿密に確認して就寝。
��2日目・快晴>
槍がひょこっ
途中池に槍ヶ岳が写る天狗池に寄り道。
逆さ槍がめっちゃきれい!!
ゆっくり登って14時に槍ヶ岳山荘到着、そのまま荷物を置いて槍の山頂を目指します
ここまでは危険箇所無く楽勝、しかしこのあと私に取っては大問題だった・・・
こわい・・・
こわい・・・
こわい〜!!!
途中、あまりの怖さに足がすくみ、
足が岩のくぼみにうまくかからず、私の後ろが渋滞(すいません)。
見かねたおじさんが「ほら、足もってやっからよ!」って
足を支えてくれてようやくよじ登れた。
途中先に頂上へ行ったケンちゃんが下って来た。
頂上への最後は長ーい垂直の階段。
周りは断崖絶壁、なるべく景色を見ないように階段の数をかぞえる事に集中。
登れた!!!(顔ひきつってます↑)
さんざん恐怖で騒ぎながら登ったから、
頂上でみんなでハイタッチした時は涙が出た。。
着いたけど360°切り立った崖の小さな頂上スペース。
風がピュッと吹いたら吹き飛ばされそう!怖さマックスで立ち上がる事が出来ない。
みんながあれこれ写真を撮ってる中、
ひとりしゃがんだまま動けず、バタヤンが貸してくれたカメラで空を撮る。めちゃきれい!
登りきった事に安堵する暇もなく、
今度はここを降りなきゃいけない。
この高低感、つたわりますか?
こわいよ〜
情けない降り方↓・・・
タケ兄は終始シェルパと呼ばれる程ヒョイヒョイ降りる。
なんとか無事に頂上から降りれた!
夜は満天の星を見ながらジンジャーレモネード。天の川も見れたよ!
槍ヶ岳は山頂で携帯の電波が入るハイテクやま。
タニ君のiphoneの星にかざすと星座が分かるアプリが大活躍だった。
��3日目・快晴>
ギリギリのコースタイムなのに、出発いきなり20分遅れ。
下北沢登山部、今後の課題です(笑)。
東釜尾根を下ります。
なかなか面白いコース!
山登りをするようになってから、
足のサイズが0.5㎝大きくなったのですが、
ここ1年登らない間にどうやら元に戻ってたみたいで
靴が少し大きく感じた。そのせいか、足の指が少し動いてしまって、
下りで両足の小指の表と裏に水ぶくれが出来てしまう。
途中からサクリーダーにダブルストックを借りる。
快適〜
無事下山!徳沢でご褒美のソフトクリーム♥
今回は下山後にお風呂&蕎麦という目標をたてたので、
心の中で「フロ、ソバ、フロ、ソバっっ!」と呪文のように唱えながら
平地はかなりのハイスピードで下山。
明神辺りで川から戻って来た猿の大ファミリーと一緒にサクサク歩く。
到着!!
今回も見事なチームワークだった。
みんなミュージシャンだけど、ほとんど音楽の話しなかったな(笑)
またそういう所が良いのよね。
このまま引き返して涸沢に行きたいくらいでした。
松本でお蕎麦も食べれて、ミッションクリア!