2013年5月31日金曜日

こねこ3:無事にお婿に行きました

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里親募集をかけたその日、
幸運な事に飼いたいという方が現れてくれた。
この子たちはラッキーだ。

��0月16日に保護してから24日間。
短かったけどとっても楽しかった代理母ライフは終わりました。
忘れないうちに日記に残しておこう。
長〜いので猫好きな方だけお読み下さい。



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家に来た日。ちっともじっとしてないのでぶれまくり。
お母さんを探してひたすら鳴いている、という感じだった。
スポイトから直接ミルクを飲んでくれず、困り果ててた所、
私の足の裏がお母さんのお腹に似てたのか、おっぱいを探す仕草。
仕方ないので、足の裏をアルコール除菌してから(笑)
ミルクをかけてだんだん誘導してスポイトでミルク成功!
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��日目に病院で検査。
歯が生えているので離乳食で良いという事に。
昨日は子猫の突然の出現に困って子猫と一緒に鳴いていたハイジだったけど
見守るようになってきた。
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クロチ。
どうしても写真がうまくとれず・・・クマ?
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まだ視点があっていない感じ。
走ろうとするけど頭が重くて2〜3歩で転ぶを繰り返す。
爪もまだ隠す事が出来なかった。
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人見知り&猫見知りのリロ。
ハイジが来た時にショックで便秘になったリロだけど、
今回は免疫が出来たのか、はたまたあまりにも小さいからか興味はある様子。
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ご飯の中に手を入れてしまうのでお盆の上に乗せてご飯。ちっちゃい!
��時間起きにお湯を沸かしてご飯をふやかして湯たんぽを作って・・・。
トイレトレーニングはトラチ→クロチの順で3日で終了。すごい!
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ちょっとずつ行動範囲を広げてゆく。トラチは好奇心旺盛だ。見守るハイジ。
毎日違う事がひとつずつ出来るようになって行く。
背中の毛をたててひたすらビックリし合うだけの日とかもあった。
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眠くなったのかじっとしてるクロチ、初のシャッターチャーンス!!
この頃のクロチは音に反応せず、耳がちょっと心配だった。
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リロも頑張って距離を縮めるべく、チビ達に遊びをけしかける事もあった。
だけど大人の遊びすぎてチビ達が硬直する事も。不器用だけど愛らしいリロや。。
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トラチといえばこの顔しか思い出せない(笑)
口はチュッチュしたまま放心状態。
母親と早くに離れてしまった分おっぱいが恋しいのかな、
離乳移行期だし、本人がもういいってなるまで無理せず思う存分
チュッチュさせてあげていた。
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最後には口は動いたままこのまま寝てしまう・・・
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トラチの3〜4日遅れでやっと甘えてくれるようになったね!
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こうしてると本当の親子みたい
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兄弟が最後の夜。
かわいそうだけど、私もさんざん悩み抜いた結果。
保護した最初っから(この子達に異常がなければ)里親を探すって決めていたのに
やっぱり毎日揺れていた。
だけど、うちはリロとハイジがいて、もし飼うとなれば
どう考えても病院食のハイジに負担がかかる。それでは本末転倒だ。
それならば1匹ずつでも愛情をたっぷりかけてくれる里親に
もらわれて行く方が幸せだろう、
揺れる日はいく度もやっぱりそこにたどり着いた。
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トラチがお婿に行く日の朝。大きくなったね。
ハイジ、子猫のご飯が気になるもトラチにブロックされています。
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トラチは母の友人の夫妻の元へ。
��匹メス猫を飼っていて、そのうち一番上の猫ちゃんが先月亡くなったそうです。
最初はオスなのでどうしようか、と言っていたのですが
一番下のメス猫ちゃん(2歳)の子供がいつか一度は欲しいと思っていたそうで、
トラチはその2歳の猫ちゃんのお婿候補としてもらわれて行きました。
甘えん坊で活発、好奇心旺盛のトラチは、クラスにいたら絶対モテるタイプだと思うので、
大家族のお婿さんに向いていると思う。
お別れの日はちょうど、カマアゲファミリー、バタヤン、ラウンドテーブルのリエちゃんが
うちに遊びに来ていて、iTunesでルカちゃんがアニメのイントロ当てクイズを
出してくれていたので寂しさが紛れて良かった。
��途中カマアゲさんが泣きの曲をかけたりしたけど。。イジワル!!)
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トラチ婿入りの2日後、クロチもお婿へ。
最初の2日間は片足がギクシャクしていたので
もしかしたらちゃんと歩けないのかもしれない、
耳もビニールをクシャクシャ鳴らしたり、呼んでも来ないので(お医者さんの前でも)
もしかしたら聞こえないのかもしれない。。。
もしそうだったらうちで引き取ろうか、心の片隅で答えが出ぬまま準備もしていた。
だけど、その後足も耳も大丈夫だろう、という事が分かって里親募集をかけたら、
意外や意外、(写真写りが悪いので...)クロチは3人の方が手をあげて下さいました。
��その他にもし残っちゃったら飼っても良いな、って人もいました)
募集をかけたあと、皮膚病が見つかってちょびっと足がハゲちゃったりして
最後まで心配の絶えない子でした。
甘えたり、走ったりもトラチの3〜4日後に出来るようになっていったね、
トラチがもらわれた後、急に自我が目覚めた感じで目が合うようになった。
マイペースで想像力豊かな子です。
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クロチの新しいお母さんは、猫沢エミさんです。
十数年前に某雑誌で一緒に服を着てフリスビーをしながら撮影をした事がありました。
まさかここで再会するとは!
猫沢さんは一年前に愛猫ピキちゃんを亡くしてから、もう一生猫は飼えないと
思っていたくらいピキちゃんを大切にしていました。
クロチへの熱烈なラブレターを頂いてクロチの皮膚病の事も寛容に受け止めて下さったので
この方なら絶対にクロチを幸せにしてくれると思って決めました。
我が家に来た時からすでにメロメロ(笑)クロチは「ピガ」という名前をもらいました。
エミさんありがとう。
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今回の最大の功労者は絶対にハイジ。
お母さんみたいに丁寧に舐めたり、遊んだり、時には教育的指導もしてくれました。
どれくらいの強さで相手を噛んだら痛いのか、自分が噛まれないと分からない事。
そういう事を小さいうちに経験していない子は、
大きくなっても噛み癖が抜けない子が多いそうです。
だから、とっても大切な事。そういう細やかな色々な事が、子猫同士遊んでいる中や、
ハイジから自然に覚える事が出来る期間があって、良かったなと思っています。
それからリロは怖い年長者として(笑)
小さいながらも猫の社会が出来上がっていた事、私にもとっても興味深い事でした。
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クロチを見送った時は一人だったので、さすがに辛かった。
なんだろう、悲しいというよりは、寂しさからか。。
ふと振り返ると、ハイジがこの顔で寝ていて思わず笑ってしまった。
子供が独り立ちした後の母の気持ちを垣間みたようなそんな気持ちだった。
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��週間ちょっとの間に、こんなに大きくなった。
この写真はトラチが行く前の日だから嬉しいやら寂しいやらで笑顔がひきつってる(笑)。
それもいい思い出です。
��匹とも300g台前半だったのが、クロチは婿入り前750gに成長。
リロを拾った時は850gで生後2ヶ月だったから、
やっぱりクロチとトラチは生後3週間くらいで保護したのだと思う。
チビ達が来てからたまたま我が家に来客が多い時期と重なって、
のべ15人くらいの友人が日替わりでトラチとクロチを可愛がってくれました。
リロもハイジもいるし、にぎやかな中、チビ達は人見知りする事もなく、
まっすぐ元気にわんぱくに育ってくれたのが私の小さな自慢です。
貴重な経験をさせてくれてありがとう。