2013年5月31日金曜日
奥穂高3日目
北アルプス最終日。
ぐずついた天気は
最後の最後で笑った。
晴れた!朝5時の穂高岳山荘
日の出を待ちながら
お弁当にしてもらった朝ご飯を食べる。
昨日登れなかった奥穂高目指して、
今日はいざ!
今回の旅の行程↓
��日目の穂高岳山荘に着いた時の写真、「画像だけ表示」にしてもらうと
分かると思うのですが、
後ろの山に、はしごで登っている人がいっぱい見えるんですね、
そこを今から登って行く訳です。
ほら、ね!?すごいから拡大しちゃう!
わひゃ〜高い!!!
山の影が山に映りこむ。私たちはちっぽけな存在
夢中になってくさりとはしごを
登ったら
着いた!!!
��60℃大展望。
素晴らしくなんにも無い。
あるのは空と岩と風と太陽。
ものすごく贅沢だ。
今ここにしかない時間。
今ここにしかない風と光。
来て良かった。
ホント来て良かった、と思ったのもつかの間
ここからがなかなか大変だった。
くさり、はしごの連続に泣かされる。
こんな所を
こんな風に降ります。
クサリ好き!と思ってたけど、アルプスなめてました。。怖い〜!!
二人の後ろに見える尾根を降りてきました。
まだ降りるの!?しかもどうやって!??(へっぴり腰)
上高地が見えて来た!(左の赤っぽい所)バンザイするもやっぱりへっぴり腰。。
岳沢ヒュッテでちょっと遅めのお昼。
うどんを食べる。
ここで予定を確認すると、予約した帰りのバスに間に合わない事が発覚。
実は佐久間リーダー、足の親指にでっかい水ぶくれが出来てしまい、
下りがつらそうだった。
ばたやんも私も急な長い下りに足ガクガク。
即、他の帰る方法をリサーチ。
何通りか帰る方法がある事が分かって、
バスをキャンセルして、ゆっくり帰る事に。
こういう時に、山の先輩と普段登っていた時の経験が活きる。
先輩たちはいつも行動が速い。
帰りのバス、電車、駅近くの飲み屋の予約まで
かなり丁寧かつ、俊敏に事が進む。
誰がという事でもなく、
それぞれが絶妙なポジションで(それがカッコいい)。
いつもは先輩たちにくっついて行くだけで
��しかも私の準備はモタモタ。。)
かなりお世話になっているのだけど、
先輩たちの背中を見て来ただけでも、少しはしみ込んでいるんだなぁと実感。
かといって、のんびりはしていられない。
ここからコースタイムで2時間。
だけど私たちの今のペースでいくと
もしかしたら日没に間に合うか。
森の中では日が陰ると4時過ぎからすでに薄暗い。
ライトは持っているとは言っても、
暗闇での事故が怖かった。
なるべくペースを崩さず歩く。
だけど、行けども行けども続く下り道。
恐るべし、重太郎新道。。。
そして・・・
帰って来た!!
今帰って来た山を見上げる
靴の汚れが勲章だ
今回計画を練ってくれたハックルベリーフィン佐久間リーダー。
登る前はかなり及び腰で心配なリーダーでしたが、足が痛くなったのにも関わらず、
泣き言一つ言わず最後は頼もしいリーダーでした。
サクちゃんの持って来たお菓子(満月)が山で驚くほどおいしかった。
満月の配給タイムが待ち遠しかったです(笑)
山の経験は浅いけど、いきなり奥穂高登っちゃったばたやん。
今回ばたやんは、自分の中の恐怖の気持ちを、
自分の力で乗り切る事が出来ました。
その力は何にも代え難いまぶしさを持った光でした。
今回初めて一緒に登ったサクラエレクトロ谷くん。
彼は最年少ながらも、さりげなくみんなの体調を気遣ったり、
タイムを計算したり、たのもしかったです。
崖っぽい所が苦手なようで、出没すると「谷ポイント」と名付けてましたが、
奥穂高は谷ポイントめっちゃありました。
普段よく会うけど、山は初めて一緒に登ったハックルベリーフィンたけ兄。
たけ兄は一番後ろからみんなを見守っていました。
みんなが苦戦しているルートを別からひょいっと行ってしまって、
写真を撮ってくれるという。。強靭な体力の持ち主です。
私は。。。
楽しみました!
曇りで星が見えなかったのが残念だったけど(早見表も持参してた)
またいつか行きたい場所が増えました。
このメンバーでまた山行きたいな!
今回色んな事を乗り越えて、チームワークが。
もう来年の話をしています。
来年はあそこか!?