2013年5月31日金曜日

myspace---花のうた編(み摘み)

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雪みたいに桜が舞い散る中、
若いお父さんが川を見下ろしながら
「これってなんていうんだっけ?
あぁ花筏(はないかだ)だ!花筏っていうんだよ。」
と、抱いていた小さな息子に話しかけていました。

ルーシーの花のうた編、3曲目はこの曲です。




ピクチャ 3.jpg
title:真昼
album: ファンファーレ (1999年)
私は、言葉を分解して空想するのが好きです。
例えば、「潮騒」という曲では
「潮が騒ぐ」から、
「血潮よ、騒げ」という詞が出来たりしています。
この真昼という曲も
「白昼夢」から、
「白い真昼に 陽炎を見てたんだ」という冒頭の詞が出来ました。
丁度今の桜の散る季節から、日差しの強いさっぱりとした暑さの
��月にかけて作った記憶があります。
この曲独特のけだるい感じと幸福感がとっても好きです。
ライブでは、リズムトラックを同期させて淡々と演奏する事もありましたが、
去年は、この曲の生演奏ブームがルーシー内に急に来て、
ライブでも何度か演奏しました。
諸行無常の響きあり・・・じゃないですが、
淡白とは真反対の気持ちを携えていないと
この曲は表現できないので、なんともその辺が難しいのです。
なんとも言えない・・・その感じをずーっと音の中に追いかけている感じがします。
myspaceで「真昼」を聴く事ができます。